火を使えないお店で、焚き火や暖炉の雰囲気をつくる方法
揺れる炎には、人の目を引きつけ、場を温かく見せる力があります。 ただ、飲食店やバー、ホテルのラウンジで、本物の火を使うのは簡単ではありません。 この記事では、火の決まりの考え方と、火を使わずに炎の雰囲気を出す方法を整理します。
人が集まる場所の火には、決まりがある
たとえば東京消防庁は、火災予防条例で、劇場・百貨店・飲食店・ホテルなど、不特定多数の人が出入りする一定の場所(指定場所)での、 喫煙・裸火の使用・危険物品の持ち込みを制限しています(東京消防庁の案内)。 どこが対象になるか、どんな火が「裸火」にあたるかは、建物の規模や地域、使う器具によって変わります。
火を使う演出を考えるときは、必ず所轄の消防署に確認してください。ここでの説明は一般的な情報で、個別の判断ではありません。
火を使わずに炎の雰囲気を出す 3 つの方法
- 電気の暖炉:光や水蒸気などで炎のように見せる、電気式の暖炉です。ホテルのロビーや商業施設向けの製品もあります。 家具として存在感があり、置くだけで「暖炉のある部屋」になります。一方で、本体の購入と設置場所が必要です。
- LED の炎:ロウソク型やかがり火型の照明です。テーブルの上に小さく置けて、手軽です。炎の動きは、製品によって単純な明滅に近いものもあります。
- 画面に映す焚き火・暖炉:テレビやタブレットに、炎の映像を映す方法です。すでにある画面で始められ、置き場所も選びません。 ただし、録画した動画を流す場合は、店で流してよいかの確認が要ります(YouTube の場合、配信サービスや DVD の場合)。
画面の炎を、場になじませるコツ
- 部屋を明るくしすぎない:炎は、まわりが暗いほど映えます。照明を少し落とした時間帯や、奥まった席に向いています。
- 画面の明るさを下げる:画面が明るすぎると、炎ではなく「テレビ」に見えます。明るさを控えめにすると、なじみます。
- 音は、お店の音と相談する:薪のはぜる音は心地よい一方、BGM と重なると落ち着かないこともあります。映像だけにする選び方もあります。
- 置き場所:壁の大きな画面なら暖炉のように、テーブルや棚の上のタブレットなら、小さな焚き火やロウソクのように見せられます。
keensense の場合
keensense(キーンセンス)は、この記事を書いている私たちが運営している、自然の景色をウェブのブラウザで映すサービスです。 焚き火とロウソクは、録画した動画ではなく、炎・火の粉・煙の動きを、その場で計算して描いています。同じ炎の形が繰り返されません。 音は、出す / 出さないを選べます。
- 導入:専用の URL を、手持ちのテレビ・タブレット・パソコンのブラウザで開くだけです。会員登録・ログイン・工事・専用の機器は要りません(インターネットは必要です)。
- 景色:焚き火、ロウソク、森(夜明け・朝・日中・夕方・夜)、砂浜、公園(春の桜・秋の紅葉)、星空、雲海などから、お店に合うものを選べます。15 分・30 分・1 時間ごとに、自動で切り替えることもできます。
- 料金:月額 9,800 円、年額 98,000 円。1 拠点で 1 ライセンスで、同じ施設の中なら画面の台数は問いません。