待合室のテレビを巡る「消してほしい・つけてほしい」とスタッフの負担 サイレントクレームと音の疲れを減らす
クリニックやサロン、整骨院の待合室にあるテレビについて、SNS や現場の声でよく見かけるのが、「体調が悪いのにワイドショーや CM の音がしんどい」という患者さまの声と、「チャンネルを変えてほしい・音を下げてほしいと言われて板挟みになる」という受付スタッフの悩みです。
この記事では、お客さま・患者さまだけでなく、毎日 8 時間その空間で働くスタッフの視点も含めて、待合室の画面と音のあり方を整理します。
1. 直接言われない不満(サイレントクレーム)になりやすい
頭痛や発熱、気持ちの落ち込みを抱えて待合室にいるとき、テレビの笑い声や暗いニュースがつらくても、わざわざ受付に行って「テレビを消してください」と言える人は多くありません。 他に見ている人がいればなおさら遠慮し、そのまま我慢して、次からは別の静かな医院やサロンを選ぶ——という「声に出ない不満(サイレントクレーム)」になりやすい性質があります。
一方で、テレビを撤去して真っ白な壁だけにすると、今度は「手持無沙汰で視線のやり場に困る」「静かすぎて受付の会話や咳払いが響く」という別の居心地の悪さが出ることがあります。
2. 1 日でいちばん長く画面と音に接しているのは「スタッフ」
待合室の環境を考えるときに見落とされやすいのが、患者さまが滞在するのは 30 分でも、受付や施術のスタッフは毎日 8 時間以上その空間にいるという点です。
- テレビ番組による注意の分散: 受付で会計や予約の入力、電話対応をしているすぐ横で、ニュース速報や CM のジングルが鳴り続けていると、スタッフ自身の集中力が削がれ、呼び出しの声も通りにくくなります。
- 短いループ動画や同じ曲の繰り返しによる疲れ: テレビの代わりに「10 分間の院内案内ビデオ」や「数曲だけのオルゴール BGM」をリピート再生すると、30 分だけいるお客さまは気づかなくても、毎日何十回も同じフレーズと映像の継ぎ目を見聞きするスタッフにとっては大きなストレスになります。
- リモコン管理やチャンネル争いの手間: 「あの番組に変えて」「音を大きくして」という個別のリクエストに対応する手間は、本来の受付業務の負担になります。最初から「当院の画面は、皆さまに落ち着いてお待ちいただくため自然の景色を流しています」という形にしておくと、チャンネルを巡るやり取りそのものがなくなります。
3. 客席にもスタッフにも負担が少ない画面の条件
- 人の話し声(セリフ・ナレーション)が入っていないこと:受付の会話や電話と重ならないため、スタッフの耳が疲れません。
- 短い周期の「繰り返し(ループ)」が分からないこと:何時間ついていても「また同じ場面に戻った」と意識させない映像であること。
- 朝 1 回の操作で終わり、日中に止まらないこと:忙しい外来や施術の合間に、広告スキップや再生し直しの手間が発生しないこと。
keensense の場合
keensense(キーンセンス)は、この記事を書いている私たちが運営している、自然の景色と環境音をウェブのブラウザで流すサービスです。
- 同じ動きを繰り返さないリアルタイム描画:録画した動画ファイルのループではなく、炎の揺れや波、木々の揺れをその場で計算して描いているため、毎日同じ空間にいるスタッフにとっても「同じ箇所の繰り返し」による疲れが出にくい仕組みです(録画ループとの違い)。
- 時間の経過が自然にわかる:15 分・30 分・1 時間ごとに景色を自動で切り替えたり、森や砂浜の朝・昼・夕方・夜を切り替えたりできます。
- 料金と保証:月額 9,800 円、年額 98,000 円。1 拠点 1 ライセンスで画面の台数は無制限、7 日間の全額返金保証があります。