心療内科・メンタルクリニックの待合室 刺激を減らし、安心して待てる場所にする
心療内科や精神科、メンタルクリニックの待合室には、不安や緊張、疲れを抱えた人が来ます。 はじめて受診する人にとっては、ドアを開けること自体が大きな一歩かもしれません。 この記事では、刺激を減らして、安心して待てる待合室にするための考え方をまとめます。
ここでの内容は、待合室の環境についての一般的な考え方で、治療についての助言ではありません。
視線を減らす
- 向かい合わせにしない:椅子が向かい合っていると、ほかの人と目が合いやすくなります。同じ方向を向く並びや、壁向きの席を混ぜます。
- 受付の会話が聞こえにくく:名前や症状の話が、待合室に聞こえないようにします。
- 一人で座れる席:少し離れた席や、仕切りのある席があると、安心できる人もいます。
音と光
音や光に敏感になっている人もいます。 急な大きな音、明るすぎる照明、点滅するものは避け、照明は少し落とし、音は小さく保ちます。 詳しくは、音や光に敏感な人にもやさしい待合室にまとめています。
画面に何を映すか
ニュースやワイドショーは、事件や災害、強い言葉の話題が多く、不安を強めることがあります(待合室のテレビに何を流すか)。 画面を置くなら、急な変化のない、穏やかな景色が向いています。
チェコのがん専門病院の外来待合室で、117 人の患者に、森・海・ニュースのいずれかの映像を見てもらった研究では、 森と海の映像を見た人は、気分が良い方向に変わり、高ぶりが下がったと報告されています。ニュースを見た人には、大きな変化はありませんでした。 小規模な予備的な研究ですが、待合室に何を映すかを考えるときの参考になります。
一方で、画面そのものが苦手な人もいます。画面が目に入らない席も残しておくと、選べる待合室になります。
keensense の場合
keensense(キーンセンス)は、この記事を書いている私たちが運営している、自然の景色をウェブのブラウザで映すサービスです。 映像は穏やかな自然の景色だけで、急に驚かせる場面や文字、広告は入りません。音を消して、景色だけを映すこともできます。
- 導入:専用の URL を、手持ちのテレビ・タブレット・パソコンのブラウザで開くだけです。会員登録・ログイン・工事・専用の機器は要りません(インターネットは必要です)。
- 景色:焚き火、ロウソク、森(夜明け・朝・日中・夕方・夜)、砂浜、公園(春の桜・秋の紅葉)、星空、雲海などから、お店に合うものを選べます。15 分・30 分・1 時間ごとに、自動で切り替えることもできます。
- 料金:月額 9,800 円、年額 98,000 円。1 拠点で 1 ライセンスで、同じ施設の中なら画面の台数は問いません。