産婦人科・不妊治療クリニックの待合室の画面 ニュースやCMを避け、静かに待てる場所づくり
産婦人科や婦人科、とくに不妊治療(生殖医療)を専門とするクリニックでは、ホルモン値の採血結果が出るまでの待ち時間や、内診・診察・会計の待ち時間をあわせると、1 回の通院で 1〜3 時間ほど院内で過ごすことが珍しくありません。
そして、ほかの診療科以上に「待合室のテレビで何が流れるか」に気を配る必要がある場所でもあります。
地上波のテレビ番組や CM が負担になりやすい理由
一般のテレビ放送を待合室に流していると、次のような場面が予告なく映ることがあります。
- 出産・育児の特集や、赤ちゃん・家族をテーマにした CM
- 子どもが巻き込まれる事件・事故のニュース
- 芸能人の妊娠・出産の話題や、にぎやかなバラエティ番組の笑い声
検査や治療の結果を待つ方や、流産・不育症などのつらい経験を抱えて受診している方にとって、こうした映像や音は強い心の負担になります。 また、婦人科の悩みや更年期症状、つわりなどで体調がすぐれない方にとっても、強い光や甲高い声は疲れのもとになります。
産婦人科・不妊治療クリニックにある「複数の待つ場所」
院内には、入口の広い待合室だけでなく、いくつもの「待つ場所」があります。場所ごとに求められる画面の明るさや音が異なります。
- メインの待合室・カフェラウンジ: 採血結果や診察を待つ長い時間。仕事をしながら待つ方も多いので、呼び出し番号の画面とは別に、視線を上げたときにふと目に入る位置に、明るい森や湖畔、砂浜などの景色を静かに流します。
- 中待合・内診待合: 窓がなく、狭くて最も緊張が高まる場所です。他の患者さまと視線がぶつかりやすい場所でもあるため、小さなタブレットや壁掛けモニターに穏やかな景色を無音で映しておくと、視線の逃がし場所になります。
- 採卵・胚移植後のリカバリールーム(安静室): 処置のあとにベッドやリクライニングチェアで 30 分〜数時間休む、照明を落とした静かな空間です。まぶしい昼の映像ではなく、星空や夜の海、焚き火、ロウソクなどの暗い色合いの画面が向いています。
- 産科の陣痛室・LDR(陣痛・分娩・回復室): 夜間や長時間の滞在になるため、照明を絞った部屋でも邪魔にならない暖色の灯り(焚き火やロウソク)や、波の音・雨音などを選べるようにしておくと落ち着きやすくなります。
画面を置くときに気をつけたい 3 つのこと
- 人物や文字が出ない映像にする: 誰かの暮らしや物語を連想させる映像ではなく、ただ風が吹き、波が寄せ、木々が揺れるだけの自然の景色にします。
- 受付や診察室の声が漏れないよう、小さな自然音を添える: 待合室が無音だと、受付での会話や診察室からの声が周囲に聞こえやすくなります。小川のせせらぎや雨音、波の音などをかすかに流すと、話し声の意味が聞き取りにくくなります(水音・雨音とサウンドマスキングの記事)。
- 呼び出し番号や院内案内と混ぜない: 番号表示の画面は実務用として分け、景色の画面にはテロップや広告を出さないようにすると、画面を見つめて待つ疲れが減ります(デジタルサイネージと環境映像の違い)。
keensense の場合
keensense(キーンセンス)は、この記事を書いている私たちが運営している、自然の景色をウェブのブラウザで映すサービスです。 人物や広告が出ず、自然の景色と環境音だけが途切れずに続きます。
- 1 拠点で画面の台数は無制限:月額 9,800 円(年額 98,000 円)の 1 ライセンスで、同じクリニック内のメイン待合室、中待合、リカバリールーム、カウンセリング室など、何台のテレビや iPad で映しても追加料金はかかりません。
- 部屋ごとに合う明るさを選べる:明るい待合室には「森(朝・日中)」「砂浜」「公園」、照明を落としたリカバリールームや LDR には「星空」「焚き火」「ロウソク」「夜の海」など、部屋ごとに別の景色を開けます。
- 導入と保証:手持ちの機器のブラウザで専用 URL を開くだけです。7 日間の全額返金保証があります。