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窓のない待合室・個室の閉塞感をやわらげる 「景色の見える窓」を画面でつくる

2026年11月3日 · 窓のない部屋の空間づくりについて

窓のない個室・地下室に配置された間接照明とくつろぎの空間
窓のない部屋の空間イメージ。モニターに自然の風景を映すことで、まるで本物の窓があるかのような開放感が生まれます。

ビルの中のクリニックや、奥まった施術室、地下のお店。窓のない部屋は、どうしても閉じた感じになりがちです。 壁を抜いて窓をつくるのは難しくても、閉塞感をやわらげる工夫はいくつかあります。

窓がないと、なぜ閉じた感じがするのか

窓は、光を入れるだけでなく、「外とつながっている」感覚と、視線の逃げ場をつくります。 窓のない部屋では、視線がすぐ壁に当たり、時間の流れや天気も分かりません。 待ち時間のある部屋では、この感覚が、待たされている感じを強めることもありそうです。

木漏れ日の差す森の風景のコンピューターグラフィックス
窓のない部屋に「窓の外」をつくる景色の例。keensense の森の散策の画面です。

擬似的な窓・天窓についての研究

パナソニックの空間演出システム「天窓Vision」の案内では、京都府立大学との共同研究で、 擬似的な天窓が一般の照明よりも「外とのつながり」を想起させ、開放感を高めた、という結果が紹介されています。 ただし、被験者は 18 名で、入室 1 分後の評価です(パナソニックの案内。同製品は 2026 年 9 月末で販売終了と案内されています)。 小さな研究で、どこでも同じ結果になるとは言えませんが、「景色が見える」ことの意味を考える手がかりにはなります。

窓のない部屋でできる 4 つの工夫

「窓」として映すなら、どんな景色がよいか

keensense の場合

keensense(キーンセンス)は、この記事を書いている私たちが運営している、自然の景色をウェブのブラウザで映すサービスです。 森は、夜明け・朝・日中・夕方・夜と、時間帯ごとの光で選べます。窓のない部屋に、時間帯に合った「外の景色」を置くことができます。

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