人工透析のクリニックの画面 長い治療の時間に、見るものを選べるように
人工透析(血液透析)を受ける人は、1 回に数時間、ベッドや椅子の上で治療を受けます。それを、ふつう週に何度も、長く続けます。 MSD マニュアルは、血液透析について「大半の患者は 3〜5 時間、週 3 回で良好に経過する」と説明しています。 日本透析医学会の調査では、2024 年末の慢性透析の患者は、全国で約 34 万人です。 この記事は、待合室ではなく、「治療を受けている間」に見る画面について考えます。
ここでの内容は、画面の置き方についての一般的な考え方で、医療や治療についての助言ではありません。 実際の置き方は、医療機関の安全や感染対策の決まりに従い、医師・看護師・臨床工学技士の方と相談して決めてください。
治療中の画面は、待合室の画面と違う
- 見る時間が長い:数時間、同じ姿勢で過ごします。同じ映像が繰り返されると、飽きやすくなります。
- 動けない:治療中は、針や回路がつながっているので、自分で画面を動かしたり、場所を変えたりしにくくなります。
- 体調が変わりうる:血圧の変化などで、気分が悪くなる人もいます。画面が目の前にあって、逃げられないのは負担になります。
- 人によって、過ごし方が違う:眠る人、本を読む人、スマートフォンを見る人、ぼんやりする人。画面を見る人ばかりではありません。
置くときの考え方
- 見る・見ないを選べる:画面が目に入りにくい席や、画面を見なくて済む向きを残します。個人の好みは大きく違います。
- 音は出さない:数時間の音は、眠りたい人や、読書をしたい人の邪魔になります。音を聞きたい人には、イヤホンを使ってもらう方法があります。
- 画面は暗めに、急な変化なく:ベッドで横になる人の目は、光に敏感になっていることがあります。急に明るくなる場面や、点滅は避けます(刺激を減らす工夫)。
- スタッフの動きを妨げない:看護師や技士の方が、患者さんの様子や機器を確認する動線をふさがない位置にします。
- 拭き取りやすい、固定のしやすい機器:感染対策で、機器の表面を拭く運用があるかもしれません。コードをまとめて、ベッドの周りで引っかけないようにします。
どんな映像が合うか
ニュースや、筋書きのある番組は、治療の合間に、気分が重くなる話題になったり、続きが気になったりすることがあります(待合室のテレビに何を流すか)。 長い時間を過ごす場所には、筋書きがなく、いつ見始めても、いつ目をそらしても同じ、ゆっくり動く景色が向いています。 病院の窓の景色や、自然の映像についての研究は、病室や病棟の記事にまとめています。
keensense の場合
keensense(キーンセンス)は、この記事を書いている私たちが運営している、自然の景色をウェブのブラウザで映すサービスです。 映像は穏やかな自然の景色だけで、急な場面の切り替わりや文字、広告は入りません。音はワンタップで消せます。 景色は 15 分・30 分・1 時間ごとに自動で切り替えることもできるので、数時間見ても、同じ場面の繰り返しに気づきにくくなっています。
- 導入:専用の URL を、手持ちのテレビ・タブレット・パソコンのブラウザで開くだけです。会員登録・ログイン・工事・専用の機器は要りません(インターネットは必要です)。
- 景色:焚き火、ロウソク、森(夜明け・朝・日中・夕方・夜)、砂浜、公園(春の桜・秋の紅葉)、星空、雲海などから、お店に合うものを選べます。15 分・30 分・1 時間ごとに、自動で切り替えることもできます。
- 料金:月額 9,800 円、年額 98,000 円。1 拠点で 1 ライセンスで、同じ施設の中なら画面の台数は問いません。