Pixabay・Pexels などの無料動画を、お店で流してもいい? ライセンスの読み方
「環境映像は、Pixabay や Pexels の無料の動画を使えばいいのでは」と考える方は多いと思います。 これらのサイトは、無料で、表示(クレジット)も要らないと案内しています。 では、お店の画面で、お客さまに向けて流してもよいのか。この記事では、各サイトのライセンスの要約で確かめられることと、書かれていないことを整理します。
ここでの説明は、各サイトのライセンスの要約(2026 年 11 月 3 日に確かめた内容)をもとにした一般的な情報です。 Pixabay は、「法的な拘束力があるのは、全文のライセンスだけ」としています。実際に使う前には、全文と、個々の動画の注意書きをご確認ください。
Pixabay のライセンスの要約
Pixabay の要約では、できることとして、無料で使うこと、作者の表示なしで使うこと、手を加えて新しい作品にすることが挙げられています。 できないこと(禁止されている使い方)には、次のようなものがあります。
- コンテンツを、そのままの形で(創作的な工夫を加えずに)、単体で売ったり、配ったりすること。
- 商標・ロゴ・ブランドが写っているコンテンツを、商品やサービスに関する商用の目的で使うこと。
- 不道徳・違法な使い方、誤解を招く使い方、商標や屋号・サービスの名前の一部に使うこと。
また、「一部のコンテンツには、著作権・商標・肖像・プライバシーなどの別の権利がかかっているかもしれず、第三者の許可が要るかどうかを確かめるのは利用者の責任」と書かれています。
Pexels のライセンスの要約
Pexels の要約では、写真と動画は無料で使え、表示は不要、手を加えてもよいとされています。 できないことには、次のようなものがあります。
- 写っている人が、不快な形や悪い印象で描かれること。
- 手を加えていないコピーを、ポスターなどとして売ること。
- 写っている人やブランドが、あなたの商品を推薦しているように見せること。
- 他の素材サイトなどで、再配布したり売ったりすること。
- 商標・屋号・サービス名の一部として使うこと。
要約に書かれていないこと
どちらの要約にも、「お店や待合室の画面で、お客さまに向けて繰り返し流してよいか」は、はっきり書かれていません。 要約は、「無料で使える」「表示は要らない」という点が目立ちますが、店頭での上映のような使い方についての具体的な説明は、見当たりませんでした。 迷う場合は、サイトに問い合わせて、書面の回答を残すのが確実です。
お店で流す前に確かめたい点
- 写っているものの権利:人物、建物、商品、ロゴ、作品などが写っていないか。写っている場合は、別の許可が必要かもしれません。
- 音楽の扱い:映像に音楽が付いているなら、その音楽の権利を別に確かめます(BGM のフリー素材の確認点)。
- ライセンスは変わる:要約も全文も、更新されます。使い始める日の内容を、保存しておきます。
- 長さと繰り返し:素材サイトの動画は、数十秒〜数分のものが多く、繰り返すと、同じ場面が戻ってくるのが目立ちます(録画のループと、リアルタイムで描く映像の違い)。
- 画質と運用:大きなテレビで映すと、画質が足りないことがあります。動画ファイルを再生する機器と、その管理も必要です。
keensense の場合
keensense(キーンセンス)は、この記事を書いている私たちが運営している、自然の景色をウェブのブラウザで映すサービスです。 映像はコンピューターでその場で描いていて、同じ場面が繰り返されません。商用ライセンスは、お店での上映を許諾するものです。
- 導入:専用の URL を、手持ちのテレビ・タブレット・パソコンのブラウザで開くだけです。会員登録・ログイン・工事・専用の機器は要りません(インターネットは必要です)。
- 景色:焚き火、ロウソク、森(夜明け・朝・日中・夕方・夜)、砂浜、公園(春の桜・秋の紅葉)、星空、雲海などから、お店に合うものを選べます。15 分・30 分・1 時間ごとに、自動で切り替えることもできます。
- 料金:月額 9,800 円、年額 98,000 円。1 拠点で 1 ライセンスで、同じ施設の中なら画面の台数は問いません。